男女関係修復
夫婦関係修復のカウンセリングのすすめかた
1 状況の聞き取り
①状況を、相談者の感情も含めて、具体的に把握します。
②相談者の悩みを、いくつかの問題点に小分けします。
③この時点で、解決に役立つ方法のあたりをつけておきます。
2 具体的には
①まずは相談者に状況を語ってもらいます。
②それを要約します。
③要約に間違いはないか、付け加えることはないかをを、相談者に確認してもらいます。
※相談者の話をできるだけ遮らないようにします。(理由)じっくり考えながら語る時間が必要だからです。
3 共通基盤の発見
夫婦間は、基本的に相互依存関係にありますから、
対立関係の中にも、必ず、共通基盤はあるはずです。
それを、相談者が語る話の中から探してゆきます。
4 要因の発見
① 夫婦間の対立関係には、可視的なものと不可視的なものとがあります。
② また、相談者がすごく気にしているが、相手は全然気にしていないもの、もあります。
③ 夫婦間の対立は複数の要因が複雑に絡まった否定的な現象ですが、
その構造を、ひとつづつ解きほぐして、理解し、細分化し、分類することで、
相談者の目に見える形で、相談者に提示します。
5 相談者の感情を読み取る
無理もないことですし、相談者の多くはそうなのですが、
相談者の方は、肯定的と言える事柄であっても、
否定的にとらえてしまうという傾向があります。
したがって、話を聴く側としては、否定的な表現を聞き取り肯定的に言い換えをする必要があります。
相談者は、実はそれが公的な事柄であることにさえ気が付いていないからです。
6 問題点の確定
状況の把握がだいたいできた場合、あぶりだした問題点を、相談者に伝えてゆきます。
つまり、話を聴く側としましては、
① 相談者は何を問題点としているのか
② 何が嫌で、何に心を奪われているのか
これらの点を探ってゆくことになります。
※ここで注意すべきは、くれぐれも、聴く側が問題点と考える点を探るのではなく、
あくまで当事者にとっての問題点を知ろうとする態度・意識が重要であるということです。
夫婦それぞれの行為を主観的に評価しようというのではなく、ただ、相談者の語る話をよく聴き、
何が起こって、その時に相談者がどのように思い、今何を感じているのかを、つかむようにします。
7 設定する問題点の個数
設定する問題点の個数としましては、多ければ多いほど良いといえます。
もちろん、問題点には、重要なものとそうでないものもありますが、
問題点が一つだけの場合、その問題点を解決できなければ、
相談者は何も解決できないままでおわってしまうことになります。
(これを、「ゼロサム状態」などということもあります。)
複数の問題点を探れば、そのような状態を回避することができるのです。
8 問題点の解決の順序
さて、問題点を複数設定したならば、
一般的には、簡単な問題点から取組み、解決してゆきます。
(理由)簡単な問題点から解決できれば、それを積み重ねることで、自信につながり、
少しづつ、難しい問題点を解決しようとする気持ち・モチベーションも出て来るからです。
気分的に楽になった時点で、最後に一番難しい問題点と対峙してゆきましょう。
9 イレギュラーなケース
比較的簡単な問題点と思って取り組んだら、
意外と難しかったというケースもあります。
その場合は、いたずらにそれに固執して状況を悪化させる必要はありません。
別の問題点の解決に視点を移し、
その困難な問題点は、またあとで、適当と思われる機会に取り組みましょう。
10 具体的な解決方法
では、問題点を設定したとして、具体的に、どのように解決していくのでしょうか?
まず、問題点につき、
①相談者が何を欲しているのか(要求)
②またそれはなぜか(原因・理由)
を探ってゆきます。
これが、なぜ、問題点の解決に番ってゆくのか・・・という解説は、また次回にいたします。
①状況を、相談者の感情も含めて、具体的に把握します。
②相談者の悩みを、いくつかの問題点に小分けします。
③この時点で、解決に役立つ方法のあたりをつけておきます。
2 具体的には
①まずは相談者に状況を語ってもらいます。
②それを要約します。
③要約に間違いはないか、付け加えることはないかをを、相談者に確認してもらいます。
※相談者の話をできるだけ遮らないようにします。(理由)じっくり考えながら語る時間が必要だからです。
3 共通基盤の発見
夫婦間は、基本的に相互依存関係にありますから、
対立関係の中にも、必ず、共通基盤はあるはずです。
それを、相談者が語る話の中から探してゆきます。
4 要因の発見
① 夫婦間の対立関係には、可視的なものと不可視的なものとがあります。
② また、相談者がすごく気にしているが、相手は全然気にしていないもの、もあります。
③ 夫婦間の対立は複数の要因が複雑に絡まった否定的な現象ですが、
その構造を、ひとつづつ解きほぐして、理解し、細分化し、分類することで、
相談者の目に見える形で、相談者に提示します。
5 相談者の感情を読み取る
無理もないことですし、相談者の多くはそうなのですが、
相談者の方は、肯定的と言える事柄であっても、
否定的にとらえてしまうという傾向があります。
したがって、話を聴く側としては、否定的な表現を聞き取り肯定的に言い換えをする必要があります。
相談者は、実はそれが公的な事柄であることにさえ気が付いていないからです。
6 問題点の確定
状況の把握がだいたいできた場合、あぶりだした問題点を、相談者に伝えてゆきます。
つまり、話を聴く側としましては、
① 相談者は何を問題点としているのか
② 何が嫌で、何に心を奪われているのか
これらの点を探ってゆくことになります。
※ここで注意すべきは、くれぐれも、聴く側が問題点と考える点を探るのではなく、
あくまで当事者にとっての問題点を知ろうとする態度・意識が重要であるということです。
夫婦それぞれの行為を主観的に評価しようというのではなく、ただ、相談者の語る話をよく聴き、
何が起こって、その時に相談者がどのように思い、今何を感じているのかを、つかむようにします。
7 設定する問題点の個数
設定する問題点の個数としましては、多ければ多いほど良いといえます。
もちろん、問題点には、重要なものとそうでないものもありますが、
問題点が一つだけの場合、その問題点を解決できなければ、
相談者は何も解決できないままでおわってしまうことになります。
(これを、「ゼロサム状態」などということもあります。)
複数の問題点を探れば、そのような状態を回避することができるのです。
8 問題点の解決の順序
さて、問題点を複数設定したならば、
一般的には、簡単な問題点から取組み、解決してゆきます。
(理由)簡単な問題点から解決できれば、それを積み重ねることで、自信につながり、
少しづつ、難しい問題点を解決しようとする気持ち・モチベーションも出て来るからです。
気分的に楽になった時点で、最後に一番難しい問題点と対峙してゆきましょう。
9 イレギュラーなケース
比較的簡単な問題点と思って取り組んだら、
意外と難しかったというケースもあります。
その場合は、いたずらにそれに固執して状況を悪化させる必要はありません。
別の問題点の解決に視点を移し、
その困難な問題点は、またあとで、適当と思われる機会に取り組みましょう。
10 具体的な解決方法
では、問題点を設定したとして、具体的に、どのように解決していくのでしょうか?
まず、問題点につき、
①相談者が何を欲しているのか(要求)
②またそれはなぜか(原因・理由)
を探ってゆきます。
これが、なぜ、問題点の解決に番ってゆくのか・・・という解説は、また次回にいたします。
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