パートナーとの関係の修復
パートナーとの関係の修復~「怒り」と「諦め」
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2 「何かを諦めるようとするとき・・、人はみな、怒りを使ってその欲求を押さえ込もうとする。」
これは、人間の持つ「感情パターン」の一つです。
感情のパターンを知るには、子ども達(←感情の塊!)の行動を見てみると分かりやすいので、
以下では、子供の具体例で、見てみます。
【おもちゃ売り場にて】
男の子「お母さん、このおもちゃ買ってよ。ねえ、買ってよ~」(おねだり)
お母さん「ダメよ!だって、この前も、買ったでしょ?」(拒絶)
男の子「いやだ、いやだ。欲しいもん。買ってよ~」(ねばる)
お母さん「ダメったらダメよ!我慢しなさい!」(限界)
男の子「じゃ、いらない!」(すねる)
・・ってプンと怒って、その場から駆け出します。
実は、大人も同じです。
人は、欲しいものを「諦める」時、
まずは「怒り」を使って封じ込めようとするんです。
3 そんな風に、人は、何かを「諦めよう」とするときに「怒り」を使います。
でも、誰も好んで「怒り」を感じたくはないですから、
諦めてしまっていることに関しては、できるだけ「無関心」を装おうとします。
【ある家庭での出来事】
(何度言っても洗濯物を脱ぎ散らかすご主人)
あきらめ顔の奥様「もう、あの人には何を言っても無駄なんだから・・・」
(怒りを通り越している)
「もういいわ・・・」
(「怒り」のフタをかけれず、「諦め」がでてくる)
こういう流れです。
4 でも、「諦める」くらいのものって、本当は「すごく欲しかったもの」なはずです。
どうでも良いものだったら、わざわざ怒ったり諦めるんじゃなくて、
最初から「興味がない」(無関心)はずですよね。
諦めてしまっている領域と向き合おうとするのは、
そこへ至る頑張ってきたプロセス、及び今の無気力さが邪魔して、
なかなか勇気が要ることです。
でも、パートナーとの関係性を変えていくには、
この領域を付きぬけていく必要がある場合も多いのです。
確かに、自分を否定されるかもしれません。
それでも、今感じる一つ一つの気持ちを受け止めていくことこそが、
感情と向き合うことです。
感情を感じていれば、そのうち違う感情に変わっていきます。
5 「絶望」を感じる仕組み(「怒り」⇒「諦め」)を知り、それを理解し、変えていくことで、
ふと、絶望の中に一筋の光明を見出している自分に気付けます。
例えば、「もう恋なんてしない」と諦めてしまった方が、
もう一度「素敵な恋をしたい」とチャレンジするのは勇気が要ることですが、
その頃の自分を振り返ったりすることで、
新しく学べることがたくさん出てくるものです・・。
誤解に気付けることも多いし、
眠っていた自分の魅力に気付き始めることもあるはず・・。
パートナーとの関係性を変えていくことも同じことです。
「怒り」や「諦め」という感情と向き合いつつ、
「絶望」を別の感情に変えてゆければ、
きっと、よい方向に向かうのではないでしょうか。
今のパートナーとの関係性を変えたい、
と思ったけど、断念してしまった経験は、ありませんか?
多くの人は、その過程には、「怒り」や「諦め」があったと思います。
今回は、これらの感情についてです。
2 「何かを諦めるようとするとき・・、人はみな、怒りを使ってその欲求を押さえ込もうとする。」
これは、人間の持つ「感情パターン」の一つです。
感情のパターンを知るには、子ども達(←感情の塊!)の行動を見てみると分かりやすいので、
以下では、子供の具体例で、見てみます。
【おもちゃ売り場にて】
男の子「お母さん、このおもちゃ買ってよ。ねえ、買ってよ~」(おねだり)
お母さん「ダメよ!だって、この前も、買ったでしょ?」(拒絶)
男の子「いやだ、いやだ。欲しいもん。買ってよ~」(ねばる)
お母さん「ダメったらダメよ!我慢しなさい!」(限界)
男の子「じゃ、いらない!」(すねる)
・・ってプンと怒って、その場から駆け出します。
実は、大人も同じです。
人は、欲しいものを「諦める」時、
まずは「怒り」を使って封じ込めようとするんです。
3 そんな風に、人は、何かを「諦めよう」とするときに「怒り」を使います。
でも、誰も好んで「怒り」を感じたくはないですから、
諦めてしまっていることに関しては、できるだけ「無関心」を装おうとします。
【ある家庭での出来事】
(何度言っても洗濯物を脱ぎ散らかすご主人)
あきらめ顔の奥様「もう、あの人には何を言っても無駄なんだから・・・」
(怒りを通り越している)
「もういいわ・・・」
(「怒り」のフタをかけれず、「諦め」がでてくる)
こういう流れです。
4 でも、「諦める」くらいのものって、本当は「すごく欲しかったもの」なはずです。
どうでも良いものだったら、わざわざ怒ったり諦めるんじゃなくて、
最初から「興味がない」(無関心)はずですよね。
諦めてしまっている領域と向き合おうとするのは、
そこへ至る頑張ってきたプロセス、及び今の無気力さが邪魔して、
なかなか勇気が要ることです。
でも、パートナーとの関係性を変えていくには、
この領域を付きぬけていく必要がある場合も多いのです。
確かに、自分を否定されるかもしれません。
それでも、今感じる一つ一つの気持ちを受け止めていくことこそが、
感情と向き合うことです。
感情を感じていれば、そのうち違う感情に変わっていきます。
5 「絶望」を感じる仕組み(「怒り」⇒「諦め」)を知り、それを理解し、変えていくことで、
ふと、絶望の中に一筋の光明を見出している自分に気付けます。
例えば、「もう恋なんてしない」と諦めてしまった方が、
もう一度「素敵な恋をしたい」とチャレンジするのは勇気が要ることですが、
その頃の自分を振り返ったりすることで、
新しく学べることがたくさん出てくるものです・・。
誤解に気付けることも多いし、
眠っていた自分の魅力に気付き始めることもあるはず・・。
パートナーとの関係性を変えていくことも同じことです。
「怒り」や「諦め」という感情と向き合いつつ、
「絶望」を別の感情に変えてゆければ、
きっと、よい方向に向かうのではないでしょうか。