人間の感情
慣れた場所のほうが、人は心地よい
※心の動きや心の性質を知っておくと、↓
つらいときに、どのように考えれば楽になれるのか、
その指針や方向性を見出すことができます。
そのような観点から記事を読んでいただけると、幸いです。
さて、最近では、本屋さんなどをのぞいてみると、
「一瞬であなたの人生が変わる!!!」
といったタイトルが、たくさん、目に入りますよね・・。
しかし、新しい自分に変化するには、「心」の変化が必要です。
これは、一瞬ではできない場合も、あります。
そもそも、私たちの「心」というのは、
必ずしも年齢に比例して成長するとは限らないもの。
「なんだか成長が止まっている」「思うように変わっていない」
と感じてしまうことも多いです。
実はこれは、人間の心には、
「慣れた場所が心地よい」と感じる習性があるからなのです!
心が変化する、成長する、ということは・・、
それまで馴染んできた「見方」「考え方」が変わるということ。
でも、新しい「見方」「考え方」の環境に慣れるまでは、
知らず知らずのうちに、
慣れ親しんできた以前の考え方に戻ろうとしてしまうんですね・・。
だから、「永く取り組んできて、ようやく変化の兆しが見えたと思ったら、また戻ってしまった」と感じるときは、
新しい心の環境にまだ慣れていないだけなのかもわかりませんよ。
ところが時として私たちは、
ラセン階段を登って、成長しているという実感を得られないことで、
それを登ることをあきらめたり、途中で降りてしまったり・・。
つまり、自ら成長のプロセスを止めてしまうこともあるのです。

「心も、慣れ親しんだ環境が心地よい」
まずは、そのような、「心の習性」を理解しておくことが、
大切なのではないでしょうか。
そして、辛いときは、それを思い出せばいいのです。
心に深く向き合う、ということは時として大きな負担となることもあります。
でも、焦らず、少しづつでも向き合っていくことが大切。
なぜならば、あきらめて途中で降りしなければ、
着実に登っていく、
いわば、ラセン階段なのですから・・。
沖縄のみなさま、離婚に関する書類作成は、今後とも、前原正人行政書士事務所をよろしくお願いいたします。