仕事の報酬 「安心」を売ることを目指して・・

委員長 

2012年09月14日 22:28

【 お客様へ 】

 行政書士の仕事をするにおいて、料金設定は悩み所です。
 料金は自由に設定できるとはいえ、行政書士は目に見える「モノ」を売るわけではないので、
 お客様に仕事を評価してもらう必要があるからです。
 
 仕事の内容は、「書面作成」や「許認可申請」およびそれに付随する「業務相談」ですが、
 仕事の過程(プロセス)を依頼者とともに行うことで、お客様に「安心」を買っていただく、ということになります。
 いわば、「安心」が「商品」といえるでしょう。
 
 当事務所の料金は、私の感覚だと、少し高いのかな、と思います。
 ただ、行政書士に限らず、サービス業の鉄則は、「価値」を売ることであり、
 それを「商品」と考えていただけると幸いです。 
 
 例えば、
 (1)依頼者の感情のケアも怠らないこと、
 (2)仕事の過程を、随時書面で報告すること、
 (3)「頑張りましょう!」だけで済ませず、具体的な方針や計画や見通し、をきちんと説明すること、
 (4)期日・期限を明確にすること、
 (5)仕事が終了するまでに頂く料金をしっかり明示して、「これ以上は料金は一切いただきません」という上限を知っていただくこ   と、などに注意します。
 
 行政書士にも、タイプがあると思います。
 ①料金が安くて、仕事の質もいい、
 ②料金が高いが、仕事の質はいい、
 ③料金が高く、仕事の質も悪い、などです。

 私は、もちろん、①を目指しますが、
 事務所の規模が、けして大きくはない今の段階では、②の状態かも知れません。
 
 数年の経験を積み、事務所の規模が大きくなれば、①の状態に出来ると思います。
 今は②の状態かもしれませんが、
 お客様に「安心」を買っていただけるように、
 誠心誠意仕事をしたいと思っています。
 ③に陥ってはならないことを肝に命じます。
 
 ただ、お客様にも経済的な事情がありますから、
 料金はご相談に応じます。
 
 行政書士は敷居が高いかもしれませんが、
 安心して来所・お電話・ご相談をいただければ幸いです。

沖縄のみなさま、離婚相談(離婚に関する書類作成)は、今後とも、前原正人行政書士事務所をよろしくお願いいたします。